ここが変だよ、フランス人 パート3 熱く語る、とにかく熱く語る!編
こんにちは
今回もここが変だよ、フランス人シリーズです。
前回はチーズの話をしました。
今回は"とにかく熱く語る!"編です。
テーマは問わない、討論がしたいんだ!
日本にいる際に、妻と妻の友人(フランス人)何名かで一緒にご飯に行くことがよくありました。
まずは普通に日常生活の話をします。
そして徐々に盛り上がって来ると、会話に熱が入ってきます。
どっかのタイミングでスイッチが入ると、みんながガンガン意見を言い合います。
本当にガンガンきます。
先日は、同性愛者についてある人がぽろっと会話を始めたところ、それで45分くらいガンガン討論していました。
また政治についてもよくヒートアップしている気がします。
前回のフランス大統領選挙時は、ずっとこの話題でした。
ちなみに僕はマクロン大統領が好きです。
シンプルでストレートに物事を伝えるのが上手いなと思うし、なんか政治家っぽくないとこがいいですね。(勝手なイメージで政治家は裏でなんかやってる感が強い)
と言っても全部Netflixでみたマクロンさんのドキュメンタリーの情報だけを頼りに判断してますが。
これ本当におすすめです。
あまりフランスの政治について興味ない人でも(まさに僕がそれ)かなり楽しめます。
まず日本では政治家の選挙の裏側をここまで丸裸にしないと思うので、その観点だけでも本当に面白いです。
と、話がそれましたが、こういう政治とか社会的なトピックについて自分の意見をとにかく他の人と共有するって言うのが好きなんでしょうね、フランス人は。
ホームパーティーはカオス
そして、この討論のヒートアップ現象が顕著に現れて、カオスと化すのがホームパーティーです。
ホームパーティでは、2~4人のグループが自然と形成されてあちこちで、熱い討論がされていました。
先日のパーティでは、
グループ①日本の働き方(特に女性)
グループ②動物虐待について
日本の働き方はまだ理解できます。外国人として思うことはたくさんあるでしょうし。
ただし、
動物虐待ってすごくないですか。
どっからそう言うテーマになったのか。
すごい険しい顔でめちゃくちゃヒートアップして話してます。
しかも知識がとんでもなく豊富で会話が全く途切れません。
僕はまったくついていけません。
そういう時、どうするかという近くにいる日本人と話します。
しょうもない話をします。
グループ①日本の働き方(特に女性)について
グループ②動物虐待について
書いていて若干情けなくなります。
僕もいつかフランス人のように社会的テーマを熱く語れるように、日々精進します。
以上です。
ここが変だよ、フランス人 パート2 チーズめっちゃカビてるじゃん編
こんにちは
今回もフランス人妻の家族との生活で起きた、ここが変だよ、フランス人をご紹介します。
今回は、チーズめっちゃカビてるじゃん事件です。
チーズめっちゃカビてんじゃん事件
先日、妻の家族と家で夜ご飯を食べてる時に事件が起きました。
夜ご飯も一通り食べ終わり、最後にパンとチーズ食べよっかとなりました。
いつも食後にチーズを食べます(これはいい加減慣れました)
そして妻の母に、そういえばその棚の中にチーズがあるよと言われたので、棚をあけチーズを探しました。
(棚の中にチーズ?冷蔵庫じゃないのかよと思いましたが、まぁここはスルー)
そして、チーズが見つかったので、蓋をあけました。
すると、
ワーーーーーーーーーー
そこに広がるは一面のカビ!
もう色が変です。
思わずちょっと叫びました。
ただしもっと驚いたのは、
妻、義理母、義理父が
何に驚いているのという表情だったことです。
私:いやいやカビてんじゃん、驚いてよ。
私一同:これはカビじゃないよ。タベレルヨ。
いやいやいや。
一同:食べれるって!食べれるって!
その後、義理の母にこれはカビではないという説明をされました。
よく理解できないけど、キノコの一種だと。カビではないと。
いや、それはカビじゃないの?
よくわからなかったですが、みんな食べてたので食べました。
普通に美味しかったです笑
え、やっぱカビなの?
翌日、またチーズの時間になり、昨日食べたチーズを用意しました。
すると義理母がチーズを食べる時に、僕がカビと思っている上皮部分を綺麗にナイフで切り取っていました。
私:え、やっぱりこれ食べちゃダメなの?
義理母:いや、私はこの部分があまり好きじゃないから。
・・・・・・。
絶対、ちょっと体によくないと思ってんじゃん。とは言いませんでしたが。
やっぱりフランス人はよくわかりません。
まぁもう食べちゃったから気にしないことにします。
以上です。
ここが変だよ、フランス人 パート1 ほくろ編
こんにちは
現在僕はフランス人の妻の両親の家(アメリカ・コロラド)に1ヶ月住んでいます。
家の中では当然のことながらフランス語が飛び交います。
普段妻が僕に向けてゆっくり話してくれるフランス語は理解できますが、家族内で行われる会話は全くついていけないことが多いです。
また、たまに僕には全く理解できないフランス人ならではのカルチャーが登場します。
毎度驚いてばかりですが、日本に帰った時にネタにできるように備忘録として残して行こうと思います。
第一弾は”ほくろ”です。
フランス語でほくろはなんと言う?
フランス語でほくろは"grain de beauté"と言います。
直訳すると、"美の種"です。
これを聞いた時おやっ思いました。
ほくろが美の種なわけないでしょ。と。
ほくろできてんじゃん!イェーイ事件
先日、妻と妻の母と3人でコーヒーを飲んでいた時、事件は起きました。
義理母:「あれ、あなた腕に新しいほくろできてない?」
妻:「うそ、あっほんとだー!」
私:(心の中)「うぇ、それはよくないやつじゃん。ガンとか関係あんじゃなかったけか」
義理母:「いいねー!グランボテ!グランボテ!」
妻:「やったー!グランボテ!グランボテ!」
私:「・・・。」
何にテンション上がってるんですか。とポカーンでした。
妻に聞いてみると、
グランボテ(ほくろ)は美しいものとして扱われているようです。
日本では、やたらマイナスイメージがあると思います。(少なくとも僕は)
それがフランスでは美の象徴だなんて。
なんだかよくわかりません。
ネットで調べてみるとどうやらフランス人だけのようです。
このように考えているのは。
レア・セドゥの首にもほくろ発見。
これはたまたまか。
ただし、当然サイズ、場所による!
ほくろが美の象徴と聞いて、調子に乗った私は、
「あっ俺の体にも大きなほくろがある!これもグランボテ?」
と乳首の下にある大きなほくろを妻と義理母に見せました。
すると義理母から予想外の返答が
義理母:「これはグランボテではないわ、美しくないから」
私:「・・・。」
やっぱりフランス人よくわかりません。